
今回はこんな悩みに答えていきます。
本記事の内容
書評ブログの書き方【ポイントは3つ】
書評ブログを書くときの注意点3つ
まとめ:書評ブログは最強のアウトプット
書評ブログって結構難しいイメージありますよね。












みたいな感じで人によっては結構ハードルが高くなりがちなんですよね。
この記事を書いている僕も小学生の頃とかにあった読書感想文などには相当苦しめられるほど「本の要約」は苦手でした...。そこで本の要約ができない人やブログ初心者の方でも簡単に書ける書評ブログの書き方について解説していきます。
この記事を読むことで書評ブログの書き方の基礎が分かり、記事を読んだあとすぐにでも実践できるようになります。




書評ブログの書き方【ポイントは3つ】
書評ブログを書くときに意識しておくべきポイントは3つあります。
重要ポイント
①:どんな人が読むべき本かを明確にする
②: 本から学べるポイントを提示する
③:学んだことをどうやって現実で活かすか解説
この3つのみです。1つずつ解説していきますね。




ポイント①:どんな人が読むべき本かを明確にする
まず最初に書くべきポイントは「誰向けの本なのか?」という部分です。理由は簡単です。「読者の共感を得るため」これに尽きます。
例えば、書評ブログの記事Aがあったとします。
記事の冒頭に...
記事A
今回紹介する「〇〇(本のタイトル)」という本は、食事だけで健康を維持する方法を解説しています。
これをもっと「あなたに向けて書きました」みたいにするには
記事A(修正)
今回紹介する「〇〇(本のタイトル)」という本は、運動はあまりできないけど健康的な体を手に入れたい人向けの本です。
こんな感じで書き始めてみましょう。
この「〜向け」という部分は読者にとってよりパーソナルな言い回しになるので、「この本は今の自分にピッタリかもしれない!」と思ってもらえる可能性が高くなります。ちなみに当ブログで冒頭部分に「悩みを抱えた読者に見立てた吹き出し」を入れているのも同じ理由です。
なのでまずは「こんな人におすすめ」みたいな見出しから書き出して、紹介する本にピッタリな想定読者の特徴を箇条書きで明確にしておきましょう!
また、想定読者が決められないという方はブログの想定読者をサクッと決めるコツ3つを合わせて読むとスムーズに書けるようになります。
ポイント②: 本から学べるポイントを提示する
次に書くべきポイントは「本から学べることを提示する」です。
多くの書評ブログがいきなり本のあらすじや要約文から書き始めてしまっているのですが、読者目線で考えると本質的ではありません。
読者は「この本買うか迷ってるから買った人の意見や口コミが知りたい」というのが本音です。
このニーズに応えるためには、まずあなたが紹介する本を買うことのメリットや学べることをはっきりと提示していきましょう。いきなり要約から書くのではなく、「この本を買うと〇〇と〇〇と〇〇について体系的に学べます!」みたいにその本を読むことのメリットを明確化させて読者に伝えていく感じです。
ぶっちゃけ、本のあらすじなんかは[本のタイトル あらすじ]でググればすぐに出てきますからね。
それよりも本を読んだあなただけが学べた事柄を読者に訴求するほうが、より説得力のある記事ができあがります。
ちなみに説得力のあるブログの書き方は説得力のあるブログを書く3つのコツ【経験=最強です】で詳しく解説しています。
ポイント③:学んだことをどうやって現実で活かすか解説
最後はその本から学んだことを現実でどう活かしていくのかを解説しましょう。
書評ブログの場合、「こんな人向けです〜」や「こんなことが学べますよ〜」だけでは正直弱いです。
そこでもう一歩踏み込んで、「この本を読んだ後の未来」を言語化して伝えてあげましょう。
例えば、本記事であれば冒頭の「この記事を読むことで書評ブログの書き方の基礎が分かり、記事を読んだあとすぐにでも実践できるようになります。」という部分です。
この記事を読めばすぐにでも書評ブログが書けるという未来を読者に対して提示をしているということです。
このように読者に対して「こんな未来が待ってますよ〜」という具体的な未来のイメージを与えられると非常に読みやすい記事になります。
書評ブログを書くときの注意点3つ
さて、書評ブログの書き方がわかったところで注意点もありますので、合わせて覚えておきましょう。
注意点①:本の要約文はいらない【重要】
まず1つめは本を要約文はいらないという点です。






という声が聞こえてきそうです。
ただ読まれる書評ブログの本質は本のうまい要約ではなく、あなたの書評ブログを読んで読者が「そんなことが学べるなら買ってみようかな」と思ってもらうことが本質ですよね。
であれば、本の裏表紙に書いてあるあらすじのような要約文は、そこまで必要ないということです。
それよりも先ほど解説したポイント3つとあなたが1番心に響いた内容の一部を「引用」という形で本文に載せて、その引用文からあなた独自の意見や感想を広げていくほうがよっぽど説得力がある記事になります。
ちなみに要約文をどうしても書きたい場合は、ざっくりまとめるようにしておかないと著作権とかに引っ掛かる可能性もあるので注意してください。
詳しい著作権法については文化庁HP(PDF)で確認できますので、気になる方はどうぞ。
また、ブログでは「出典」や「引用」という形で著作権に配慮した書き方も重要なのでブログにおける「出典」の正しい書き方【甘く見ると危険】を合わせて読んでおくことをおすすめします。
注意ポイント
ちなみに小説などのストーリー性のある本に関しては、要約文が効果的なこともあるのでそこは臨機応変に書いていきましょう。
注意点②:著者の簡単なプロフィールも載せる
次に注意すべきなのが、紹介する本の著者についてのプロフィール紹介も簡単に載せておきましょう。
これはいわゆる「権威性」と「信憑性」を担保するという意味でも書評ブログにおいては必須になってきます。
とはいえ、そこまで堅苦しく紹介する必要もありません。本のブックカバーの最後に載っている著者情報をそのまま書いておけばOKです。
注意点③:実際に買った本の写真をアイキャッチとして載せない
最後はこれも著作権関連なのですが、実際に買った本の写真を記事内に使わないようにしましょう。
ざっくり解説すると本を出版する時の著作権は「本の著者」と「ブックカバー作成などのデザイナー」の2名に分かれます。
なので、実際に買った本の写真を記事に使ってしまうと「デザイナー側に対しての著作権法違反」になりかねません。
したがって、公式サイトやAmazonなどの大手ECサイトから画像を利用しつつ、引用元としてサイトURLを表記しておくようにしましょう。
詳しくはブログで書籍紹介をするメリット3つ【注意点も紹介】の注意点の部分で解説していますので、あわせて読んでみてください!
ちなみに書評ブログを書くためには、毎回書籍を購入する必要なため、かなりコストがかかりますよね。そのため、僕の場合はAmazonが提供しているKindle unlimitedを利用してコスパ良く書籍を読んでブログを書いています。
登録してから30日間は無料ですし、有料会員になっても月額980円なので、ビジネス書を月に2〜3冊ほど読めばもとは取れる計算です。
まとめ:書評ブログは最強のアウトプット
それでは本記事の内容をまとめていきます。
本日のまとめ
- 書評ブログは「誰向けか?」「メリットや学びポイント」「読んだことによる未来の提示」が必須
- 本の要約よりもレビュー風の方が読みやすい
- 買った本の実際の写真を使って発信しない
こんな感じですね。
ぶっちゃけ書評ブログが稼げるかどうかはブログで書籍紹介をするメリット3つ【注意点も紹介】を読んで欲しいのですが、とはいえ書評は最強のアウトプットであることは変わらないです。
ほとんどの人が「本を買う→時間をかけて読む→読了or飽きる」の繰り返しでインプットしかできていません。
ですが、ブログを運用しているあなたは「本を買う→時間をかけて読む→ブログ記事にする」というサイクルができるので自然とアウトプットと言語化ができますよね。
これを常に意識しながら読書をしてみてください(^^)/
読書は本当に人生を豊かにしますよ!